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健康住宅と言う言葉にはこだわらなくても、”健康に暮らしたい!”のはみんなの願い。気になるキーワードを少し解説いたしましょう。


木とは

「人間が人間になってからの500万年の間に人間が生活してきたのは自然環境でした。人間の歴史の中で都市が出現したのはごく最近のことです。
太古の野生の森や草原に生きた脳をもって私達は今日の都市生活を営んでいるのです。(日本生理人類学会佐藤氏)」
私も本当にそう思います。たった2500年前までは高床式住居だったしあんなに「日本人はやっぱり畳だよ」とかいっても1100年前にやっと皇族などが使い出した程度なのです。
今、われわれが大事にしている和風建築はやはり木の文化だとおもいます。
ですから、現代風にこの木の文化、木の良さを生かせれば住みよい建物が出来てくるのではないでしょうか。
ある先生が木が生理的に人間にどういう変化をもたらすかを科学的に検証しました。台湾ひのきという木の油を抽出しそのにおいを嗅いてもらいました。
その結果、怒り、緊張、疲労、抑鬱に20〜50%減少したそうです。

血圧や作業能率も下がったデータも出ています。
ヒノキチオールのにおいは嗅いだときは強いと感じますが10分〜15分も経てば好きなにおいに変化をします。
興味深いデータとしては目の瞳孔実験です。
その昔、ヒスイ商人が良いヒスイが見つかったときに態度は隠せても瞳孔が開いてしまうのでサングラスをかけていると言われています。
同様に男性が女性の裸を見せると大きく開くそうです。逆はダメみたいです。
と言うことで人間は刺激があると瞳孔が開くのでそれを利用してにおいを嗅いでもらいました。
結果はヒノキの好きな人には安らぐので瞳孔が変化しませんが嫌いな人は開いてしまうそうです。
合コンでは相手の瞳孔を見ながら接することがお勧めです。
「瞳孔は口ほどにものを言う」


シックハウスとストレス

新築の家に移ったり、家をリフォームしたとたんに体調が悪くなり、頭痛やめまい、アレルギーやアトピーの発症などの現象がここ数年急増しています。「シックハウス症候群」という今ではなじみのある病気です。
住宅の建材や防虫・防腐剤に含まれる有害な化学物質のほとんどが室内の空気に溶け出して人の健康に影響を及ぼすのです。
これらの建材は、汚れも拭き取りやすく、いとも簡単に貼り換えられるビニールクロスや、水も浸みず、汚れもつきにくいプラスチック樹脂でコーティングされた合材の床材など、丈夫で長持ちする安くて施工しやすい、しかもメンテナンスの手間もかからない夢のような材料として次々と使われていきました。
しかし、見た目の美しさや、メンテナンスがいらないなどの理由で家を選んで良いのでしょうか?
これからは人や環境に害を及ぼさず、家族の健康を考えた住まいづくりをしていきたいものです。できる限り土・木・紙などの自然素材を使用した建築をお勧めします。自然素材は人体に無害であるばかりでなく、人をリラックスさせてくれる効果をもたらしてくれます。解体しても、すべてはやがて自然に還っていきます。自然がつくりだした素材以上のものを、人間は決してつくりだすことができません。身近にある地元の天然素材をふんだんに活かした家。これこそ人にも地球にもやさしい理想的な健康住宅だと思います。

ここに緑の環境が良いと思われるデータがあります。
脳波の中にはα、β、θ、δ波の4つがあります。
この中でもα波というものは目を閉じて精神的にも肉体的にも安静な状態の時に出現するものです。
もちろん精神的なストレスがあっては現れません。
ここで不特定多数の人間に健康運動をさせた後に脳波の測定を何度かこころみました。
色々な環境でこの運動をしながら測定を続けていたところ目を開けていたにもかかわらず緑地内での運動時にこのα波が出現したとのことです。
心拍の回復も緑の多い環境は少ない環境より1.5倍から2倍近くも速かったそうです。
あるかたの調査では都市の人工的な環境は安らぎを減らす作用があり、自然が失われた地域の人ほど自然を求める傾向にあるとのことです。
このところのアウトドアブームが物語っているのではないでしょうか。



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