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慣わし事 PART1
地鎮祭
地鎮祭と上棟式、以前はあたり前に行われておりました。しかし昨今、戸建住宅に関してその常識に変化が生じてきました。住宅取得者の低年齢化に伴う慣わしの変化と経費削減などにより上棟式の執り行いを希望される方が1割以下に減少しております。
地元の大工さんに建築依頼をされたり、ご近所と密接な親の代からの建て替えの場合は例外ですが弊社のお客さまもほとんど希望されません。
ところが地鎮祭においては、流儀こそ変われどほぼ100%の方が希望されます。
私が建築の仕事に携わった23年の記憶の中でも地鎮祭を希望されなかった方は一人だけ。
不思議ですね!何故でしょう?時代は変わり日常信仰の有無は別としても『いざとなったら・・・・』・『もしもの時の・・・・』なのかもしれませんね。皆さんがいかに住いの建築に慎重かつ関心があるのかの表れかと。よく、生まれてくる子供の名前を考えるのに多くの書物を読んで必死になっている人を数多く見かけます。私ももちろん例外ではなく字画やその他を必死に考えた一人です。他人事ですと「おいおい、そんなに深読みして難しく考えるなよ」となりますが(笑)皆、万一の事まで考え慣わしにこだわります。大げさな表現かもしれませんが心境的には似ているように思います。それだけ神様は私たちの心にひっそりと宿っているのでしょうね。
地鎮祭の最中に風が吹けば神様が降りて来たかな? 雨が降っても止んでも神様が・・・なんて今でも考えてしまう自分がいます。初めて地鎮祭をされる方もきっと、たくさんの思いを厳かに感じながら工事の無事完成を祈っている事でしょう。
ちなみに、現在の地鎮祭費用(玉串料)の相場は35.000円〜40.000円程度。ですがたとえ100.000円になったとしても上棟式のように激減することもなく、これからも末永くおこなわれていくのでしょう。
2006.07.28 渡辺
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